2026年9月6~11日、オーストラリア・シドニーで開催された77th Annual Meeting of the International Society of Electrochemistry(ISE)において、田中暉久助教が固体高分子形燃料電池(PEMFC)の触媒層構造とインピーダンス解析に関する口頭発表を行いました。発表では、PEMFC触媒層の不均一な微細構造が電気化学反応や酸素輸送、インピーダンス応答に及ぼす影響を解析するため、三次元触媒層モデルを用いた解析結果を報告しました。特に、触媒層内部の反応分布およびコンダクタンス分布に着目し、それらの相対湿度や酸素分圧に対する依存性について議論しました。発表後には関連分野の研究者と活発な意見交換を行い、最新の燃料電池研究に触れる貴重な機会となりました。学会で得られた意見をもとに解析をさらに発展させ、燃料電池内部の反応・輸送現象の理解を深めていきます。