教育

自分で考え行動する力を

産業界のリーダーとなる人材育成を目指す

大学の役割は「教育」と「研究」です。
工学部はもともと学問と産業をつなげる位置づけとしてできた経緯があります。その中で、機械工学科は材料力学・機械力学・熱力学・流体力学の四力学と,設計工学・生産工学・制御工学・情報工学の応用工学の両輪で、自動車・情報機器・鉄道・航空機・医療機器などの機械だけでなく、素材・エネルギ分野をささえる製造業の基盤となる学問分野で,人材育成と先端研究を担う伝統的な学科です。

当研究室は、設計工学・生産工学をベースにした分野を担当しています。ものづくりに関わる産業に近い分野の1つです。2000年頃を境に、日本の産業とくにものづくり産業のあり方が大きく変わりつつあります.それを自分の力で考え行動し、リーダシップを取れる創造的人材を育成することを目標とします。

当研究室で卒業論文・修士論文・博士論文の研究を行う学生はもとより、担当する講義・演習を通してでも、創造的人材の育成につとめています。

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チームワークで相乗効果も

研究室での教育

研究室に配属された学生は、ほぼ全員がものづくりに関連する研究テーマをもちます。
その内容は多岐で、詳細はこちら.テーマはこれだけではありません。産業界と近いこともあって、企業との共同研究が数多くあり、ニーズ研究だけでなくシーズ研究も大学として行わねばならないので,バランスよくテーマ設定しています。

研究室内は、共通キーワードのテーマ学生でサブグループ制をとっており、先輩が後輩の面倒を見るスタイルを採用しています。自分の力で考え行動することは大事ですが,チームワーク・交流を通した相乗効果も研究室生活としての大事な経験です。研究会や定期的な懇親会では、スタッフの産業界の時事話題をタイムリーに学生に提供するようにしています。

共同研究だけでなく、機会があれば積極的に研究設備のアレンジや工場見学をして、産業界の刺激を研究室に取り入れています。研究ミーティングでは、自分以外の研究内容を聞くことで、自分の研究テーマのアイデア創出,エンカレッジを促します。

スターリングエンジン演習